「俺は左側の医務室でタスクしてたから、右側の方のキルはよくわからないな」
「あら? おかしいわね、日向君。私、貴方を酸素室で見かけたのよ」
「見間違いじゃないか?」
「ところがそうじゃないんだよね日向クン! ボクカメラを見てたけど、酸素室に行くキミの姿を見てるんだ」
「えっ」
「おかしいね、日向クンの発言はボクらの発言と矛盾してる!」
「な……。お、お前らがインポスター同士で口裏合わせしてる可能性だって!」
「別にボクとしてはローラーしてもらって構わないよ? 日向君の主張が本当ならボクと霧切さんでクロ二人が一気に釣れるんだ。違っても日向クン、キミでクロ一人確定だ。ローラーしない筈がないよね?」
「そうね。残り人数も余裕だもの。ローラーでいいわね」
「じゃ、投票しようか。残り時間も無くなってきたし」

日向が追放された。
クルーの勝利

「あら、もう勝ちだったの」
「……、俺頑張ったよな!? 超高校級相手二人に俺頑張ってたよな!?」
「早く吊られちゃって本当に日向君ごめんねぇっ! 日向君すごく頑張ってたよ!! っていうかね、皆がアモアス強すぎるんだよ! インポスター涙目だよこんなのぉ!」